葬儀費用の分類
葬儀にかかる費用についての内容を把握することもなっとく葬儀をするために大切なことのひとつです。葬儀社の言いなりにならないためにも葬儀費用の内訳を掴みましょう。
相続、遺産相続、遺産分割、葬儀相談を完全サポート |
|
サイト内検索
|
|
|
| 祭壇、棺、飾りつけ、遺影、ドライアイス、焼香用具、白木位牌、受付設備、看板、枕・後飾り、骨壷、喪主花、遺体保管料、会葬礼状、 |
| 火葬料、待合室費 |
| 仏式の場合はお経料や戒名料、神式は神官への御礼、キリスト教は教会への献金、神父への御礼 |
| 通夜ぶるまい、精進おとし、飲物 |
| 寝台車、霊柩車、マイクロバス、ハイヤー |
| 式場使用料 |
| 後日、香典返しをしないで、式当日、香典返しをする場合もあります。その場合香典の金額に関係なく1律に品物を返すことが多く、香典が高額だった人のみ、忌明け後に別の品物を贈ることもあります。 |
| 喪服のレンタル代、運転手や火葬場係員への心づけ等 |
| (注) | 通夜、葬儀を通じて上記サービスを行う葬儀社のスタッフ数や人件費は、大方、明示されない場合が多いので、後々の精算時のためにも費用の中に含まれる人数と追加人数は確認しておいてください。 |
(平成13年度東京都生活文化局調査から抜粋)
| 葬儀全体にかかる費用 | 単位:万円 |
| 項目 | 最高クラス | 最多クラス | 最低クラス |
| 祭壇 |
284.0 |
61.0 |
21.0 |
| お棺 |
91.0 |
13.0 |
6.3 |
| ドライアイス |
1.4 |
1.2 |
0.9 |
| 生花 花輪 供物 |
11.5 |
3.2 |
1.6 |
| 遺影写真 |
6.5 |
2.8 |
2.0 |
| 天幕等外装設備 |
62.0 |
10.3 |
3.8 |
| 会葬礼状・返礼品 |
4.8 |
1.8 |
0.8 |
| 寝台車 |
4.0 |
2.0 |
1.4 |
| 霊柩車 |
5.5 |
3.9 |
2.1 |
| 火葬料 |
16.4 |
5.2 |
4.2 |
| 骨壷 |
4.7 |
1.5 |
1.1 |
| ハイヤー バス |
5.4 |
4.0 |
3.4 |
| 貸し衣装 |
2.1 |
1.3 |
1.1 |
| 心付け |
4.0 |
2.3 |
1.2 |
| 斎場使用料 |
62.5 |
19.8 |
8.1 |
| 飲食代 |
137.1 |
40.2 |
11.8 |
| お経料 |
47.8 |
19.5 |
8.7 |
| 戒名料 |
90.9 |
24.5 |
11.5 |
| 合計 |
841.6 |
217.5 |
91.0 |
飲食代の一人当たり単価
| 項目 | 最高クラス | 最多クラス | 最低クラス |
| 飲食代の一人当たり単価 |
6,400円 |
4,600円 |
3,900円 |
| 葬儀場所別葬儀基本費用(寺院、火葬、飲食支払い除く) | 単位:万円 |
| 場所 | 最高クラス | 最多クラス | 最低クラス |
| 民営斎場 | 322 | 103 | 44 |
| 公営斎場 | 213 | 86 | 39 |
| 集会場 | 173 | 81 | 36 |
| 寺院 | 386 | 115 | 48 |
| 教会 | 224 | 86 | 40 |
| 自宅 | 211 | 86 | 32 |
以上の葬儀費費用の調査結果から、葬儀全体の費用は最高クラスで842万円、最低クラスで91万円、最多価格帯で218万円となっているのが分かります。おおよその葬儀費用はこれらの金額を参考にしてください。但し、葬儀社の料金表は基本セット価格とその他の料金が分かれている場合もありますので、内訳をよく見てください。更に予測した会葬人数や斎場の規模によっても葬儀費用が増減します。叉飲食費や会葬礼状費などは人数によって変わりますので注意が必要です。全体的には祭壇とお棺の費用が抜きん出ているので、葬儀費用はこの二つで決まるといっても過言ではありません。傾向として「総額で決めた」ほうが「内容だけで決めた」「葬儀社に任せた」より安くなっていますので、やはり全体的に見て総額費用を決めたほうが良さそうです。また葬儀社の人件費やサービス料金が葬儀費用の項目に入っていませんが、これらの料金は祭壇費用の中に含まれているのが通 説です。何故なら祭壇は反復使用されるのが普通であり、一回あたりの原価は低額であることから、人件費等が含まれているのが「祭壇価格」と言われています。
・個別に組み合わせて金額を決めた 36%
・葬儀一式の総額で決めた 20%
・一切を葬儀社に任せた 17%
・親族の意見 34%
・葬儀社、互助会の助言 19%
・故人の遺言、希望 10%
・故人、喪主の社会的地位 10%
・地域の習慣、町会の助言 8%
・見積書を受け取った 65%
・価格表を見せてもらった 63%
・カタログ、パンフレットを見せられた 55%
・口頭説明のみ 8%
・価格について話はなかった 2%
・見積どおりだった 76%
・見積以上になった 12%
多かった理由は「予想より参列者が多かったため」と「互助会の満期分より物価により値上がりした」と説明されたからのようである。
・あった 30%
・なかった 60%
・手伝いの人への御礼や火葬場の人への心づけ
・地方からの参列者の宿泊費や交通費
・ 料理、飲み物の追加
葬儀社への支払いを「高かった」と感じている人が22%であり、その支払額の平均は213.3万円である。「どちらともいえない」と感じている人は60%で平均支払額は171.9万円、「安かった」と感じている人は9%で平均支払額は124.6万円である。
実際に葬儀経験を持つ人のうち2割が「高い」という印象をもっていることで、ただちに現在の葬儀費用が高いとは断言できないものの、この5年間のサービス価格の全体の変化と比較すると、葬儀費用が高値安定で推移しているのも事実である。
こうした背景には、葬儀が消費者にとっては非日常的な行事であり、一般
的な相場感覚を持ちにくいことや、宗教的な色彩が強いために価格交渉がタブー視されてきたことがある。また、多くの消費者が「親族の死」という冷静な判断を行いにくい精神状態のもとで契約せざるを得ないという特殊事情もある。これらを背景にして葬儀社間での価格競争が起こりにくいことが高値安定につながっている可能性もある。
このため、葬儀が終了し、冷静に振り返ると「特に価格の決定方法が釈然としない」という不満を持つ消費者は多い。実際に自由意見でも「日本の慣習として何らかの形で葬儀は行いたいが、非常に費用がかかり、また料金システムが不明瞭である」というものが多く、「自分の葬儀では形式にとらわれない、簡素ながらも心のこもった式を近親者だけで行いたい」という意見が目立っている。
葬儀内容の決定にあたっては、祭壇のグレード(金額)のみに目がいきがちだが、葬儀全体を円滑に進めるためには、遺族の役割分担や葬儀社からの派遣人数の数やサービス内容と料金を見比べながら決定することが望ましい。